ONDAリフティングの副作用、しこりができる理由と消えるまでの期間
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ONDAリフティングの副作用、しこりができる理由と消えるまでの期間

ONDAリフティング後に触れるしこり(結節)とは何か、なぜ数日後に現れるのか、どのくらい続き、どんなときに再確認が必要かを、研究と国際諮問委員会の推奨文をもとに解説します。

目次

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こんにちは。ACRO韓医院の朴智善院長です。

ONDAリフティング後、数日たってから施術部位に硬いしこりが触れたり、押すと痛みを感じたりすることがあります。

施術直後は何ともなかったのに、後からこうしたしこりができると

「脂肪が固まったのでしょうか?」

「施術がうまくいかなかったのでしょうか?」

「このままずっと残るのではないでしょうか?」

と心配される方が多くいらっしゃいます。

結節(nodule)は、ONDAリフティング後に起こり得る副作用の一つです。

今回は、この結節が正確には何なのか、そして体にどんな問題を引き起こし得るのかからご説明します。

ONDAリフティング後にできる「結節」とは何でしょうか?

結節とは、皮下組織の中で周囲より硬いしこりのように触れる、局所的な組織の変化のことです。

​脂肪腫は成熟した脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍であるのに対し、

ONDA施術後に生じる結節は、施術による脂肪組織の変化や炎症の過程に関連して生じるものと考えられています。

2024年にBioengineeringに発表されたONDA Coolwaves国際諮問委員会の推奨文でも、

結節はONDA施術後に起こり得る有害反応の一つとして扱われており、

脂肪分解の過程で生じた脂肪壊死組織が局所的に集まって形成される可能性が示されています。

結節ができると、その部位が硬く触れ、押したときに痛みや違和感が出ることがあり、

一般的な腫れや内出血より長く続くことがあります。

ただし、結節ができたからといって、必ずしも施術が失敗だったとか、永久に残るという意味ではありません。

ほとんどの場合は経過を観察しながらケアしますが、

時間がたっても小さくならない、むしろ大きくなる、痛み・熱感・皮膚の変化を伴うといった場合は、ほかに問題がないかを確認する必要があります。

ONDAリフティング後の結節は、なぜできるのでしょうか?

ONDAリフティングは、2.45GHzのマイクロ波エネルギーを利用して、皮下脂肪層に熱エネルギーを届ける施術です。

脂肪細胞に十分なエネルギーが届くと脂肪細胞に損傷が起こり、

その後、体の中では損傷した組織を片づけるプロセスが続きます。

実際に、2025年にCosmeticsに発表された組織学的研究では、

腹部形成術を控えた患者様に手術の5日前にONDAを施術し、その後実際の脂肪組織を採取して観察しました。

その結果、ONDAを施術した部位では脂肪細胞膜の損傷とPerilipin-1発現の消失が確認され、

損傷した脂肪細胞の周囲にCD68陽性マクロファージ(macrophage)が流入している様子も観察されました。

簡単に言えば、ONDAによって脂肪細胞に変化が起きた後、体が損傷した脂肪組織を片づけるプロセスが続くということです。

では、結節もこのためにできるのでしょうか?

結節ができる正確な過程が完全に解明されているわけではありません。

ただし、ONDA国際諮問委員会では、脂肪分解(fat lysis)の過程に関連して結節が生じる可能性を説明しており、

脂肪壊死組織が局所的に集まった形である可能性も示しています。

したがって、ONDA後にできる結節は単に「脂肪が固まった」と考えるよりも、

脂肪細胞の損傷後に生じる局所的な炎症と組織の変化に関連した副作用として理解するのが適切です。

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なぜ施術直後ではなく、数日後にできるのでしょうか?

「施術を受けたときは何ともなかったのに、なぜ数日後にしこりができたのですか?」

ONDAのエネルギーが脂肪層に届くのは施術の瞬間ですが、

損傷した脂肪組織を体が処理するプロセスは、施術後も一定期間続きます。

先ほどお話しした組織学的研究でも、ONDA施術5日後に採取した組織で、

脂肪細胞の損傷とともにマクロファージが流入している様子が確認されました。

そのため、施術当日は特に異常がなくても、数日たってから硬さや圧痛を感じることがあります。

ただし、施術後にできたしこりをすべて単なる正常な回復過程と考えてはいけません。

結節もONDA後に起こり得る副作用であるため、その後の大きさや痛み、皮膚の状態がどう変化するかをあわせて見ていくことが大切です。

結節はどのくらい続くのでしょうか?

結節ができたときに一番心配なのが、「これがずっと残るのではないか?」という点です。

結節は、一般的な腫れや内出血より長く続くことがあります。

ONDA国際諮問委員会の推奨文では、

脂肪減少施術後に生じた結節は平均78日以内に消失すると報告されていると説明されています。

もちろん、個人の組織の状態や結節の大きさなどによって、回復期間には差が出ることがあります。

大切なのは、数日で消えないからといってすぐに異常な経過とみなすのではなく、

時間の経過とともに、結節の大きさや硬さ、押したときの痛みが少しずつ減っているかを確認することです。

反対に、時間がたつにつれて痛みが強くなったり結節が大きくなったりする場合や、

赤みや熱感といった皮膚の変化を伴う場合には、状態をあらためて確認する必要があります。

※ 78日はONDA施術だけを対象に算出した数値ではなく、国際諮問委員会が脂肪減少施術後の結節に関する既存の研究を引用して示した平均期間です。

結節がなかなか消えない、またはより痛くなってきたら?

結節を見るうえで最も大切なのは、時間とともによくなる方向に向かっているかどうかです。

皮膚にはっきりした赤みや熱感がなく、

結節が少しずつ小さく柔らかくなり、圧痛も減っているのであれば、経過を観察しながらケアすることができます。

反対に、次のような変化がある場合は、ただ待つよりも状態をあらためて確認するのがよいでしょう。

· 時間がたつにつれて、結節がむしろ大きくなる場合

· 痛みがだんだん強くなる場合

· 皮膚が赤くなったり、熱感が出たりする場合

· 水ぶくれや浸出液、はっきりした皮膚の色の変化が現れる場合

· かなりの時間がたっても、大きさや硬さが減らない場合

特に赤みと熱感、強くなっていく痛みが一緒に現れる場合は、単なる脂肪組織の変化だけでなく、

脂肪壊死による炎症反応が続いていないか、

二次的な感染や周囲組織の炎症を伴っていないかを確認する必要があります。

また、皮膚の色の変化や水ぶくれ、皮膚の損傷を伴う場合には、皮膚および皮下組織の熱損傷の有無もあわせて確認する必要があり、

長く続くしこりであれば、それが実際の結節なのか、

もともとあった脂肪腫や線維化組織など別の病変なのかを区別しなければならないこともあります。

そのため、経過が一般的でない場合は、診察と、必要に応じて超音波などで状態を確認したうえで、

原因に合わせて処置の方向性を決めることが重要です。

つまり、結節の大きさと痛みの変化、皮膚の状態、炎症や感染の有無などを確認したうえで、それに合わせてケアすることが大切です。

結節ができたら、どのようにケアすればよいのでしょうか?

まずは、触れるしこりが実際の結節なのか、一時的なむくみや硬結なのか、状態を確認することが先決です。

必要に応じて、超音波で皮下脂肪層の状態を確認することもあります。

ONDA国際諮問委員会では、脂肪減少施術後のリンパマッサージを、結節が生じるリスクを減らす方法の一つとして示しています。

すでに結節ができている場合は、結節をやわらげるために、少なくとも3週間、週2~3回のリンパマッサージを行う方法を推奨しています。

ただし、ここでいうリンパマッサージは、硬いしこりを指で強く押して無理にほぐすマッサージとは異なります。

痛む部位を繰り返し強く押したりこすったりするよりも、

やさしくケアしながら、結節の大きさと圧痛がどう変化するかを見ていくのがよいでしょう。

また、結節が残っている部位には、すぐにONDAを再施術しません。

国際諮問委員会でも、結節ができた場合は、結節が消失してから次の治療を行うよう推奨しています。

結節ができたら、施術が失敗だったということでしょうか?

結節ができたからといって、必ずしも施術が失敗だったとは言えません。

ONDA国際諮問委員会でも、結節は施術後に起こり得る副作用の一つとして扱われており、

脂肪分解の過程で生じた脂肪壊死組織が局所的に集まって形成される可能性が示されています。

ただし、ONDAは脂肪層にエネルギーを届ける施術であるだけに、

適切なエネルギー設定と施術方法が副作用のリスクを減らすうえで重要です。

脂肪層の厚さや組織の状態は、施術部位や個人によって異なります。

そのため、施術前に脂肪の厚さと状態を確認し、

それに合わせてエネルギーを調整しながら、施術中に感じる熱感や痛みもあわせて確認する必要があります。

治療したい脂肪層には十分なエネルギーを届けつつ、

皮膚や周囲の組織には不要な損傷が生じないよう、適切に調整することが大切です。

まとめると

ONDAリフティング後に触れる結節は、実際に起こり得る副作用の一つです。

結節ができる正確なメカニズムがすべて解明されているわけではありませんが、

これまでの研究では、ONDA施術後に脂肪細胞の損傷と、その周囲にマクロファージが流入する組織反応が確認されています。

国際諮問委員会では、こうした脂肪分解の過程に関連して結節が生じる可能性を説明しています。

結節は、一般的な腫れや内出血より長く続くことがあります。

そのため、数日で消えないからといってすぐに問題があると判断するよりも、

時間とともに大きさや硬さ、圧痛が減っているかを見ていくことが大切です。

反対に、結節がだんだん大きくなったり痛みが強くなったりして、赤み・熱感・水ぶくれなどの皮膚の変化を伴う場合は、状態をあらためて確認する必要があります。

また、結節が残っている間は同じ部位への追加施術は延期し、

十分に回復したことを確認してから、次の施術を行うかどうかを決めるのがよいでしょう。

ONDAは脂肪層に実際の変化をもたらすエネルギーベースの施術であり、

個人の脂肪の厚さや施術部位に合わせてエネルギーを調整し、施術後の経過まで確認することが重要です。

結節は起こり得る副作用ですが、できたかどうかそのものよりも、その後どのような経過をたどるかが重要です。

大きさと痛みが少しずつ減っているかを確認し、予想と異なる変化があれば状態を確認して、それに合ったケアをすることが必要です。

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本投稿は医学情報の提供を目的としたものであり、個々の患者様の診断や治療に代わるものではありません。

施術後に異常な症状がある場合は自己判断せず、医療スタッフの診察を受けてください。

参考文献

Hoffmann K, Zappia E, Bonan P, et al. Microwave-Energy-Based Device for the Treatment of Cellulite and Localized Adiposity: Recommendations of the “Onda Coolwaves” International Advisory Board. Bioengineering. 2024;11(12):1249.

Zappia E, Bennardo S, Fasano G, et al. Efficacy of a New Non-Invasive System Delivering Microwave Energy for the Treatment of Abdominal Adipose Tissue: Results of an Immunohistochemical Study. Cosmetics. 2025;12(2):42.

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